豪遠征の日本馬に強敵、Winx 7連勝
27日にロイヤルランドウィック競馬場で行われた
芝1600mのG1・チッピングノートンS。
レースは中団外目から楽な手応えで進出した、
断然人気の牝馬 Winx ウィンクス(H.ボウマン騎乗)が快勝。
これで昨年5月からの連勝を7に伸ばすと同時に、
コックスプレートなどに続く4つ目のG1制覇となりました。
同馬は4月9日のクイーンエリザベスS(芝2000m)でも
現在のところ前売り1番人気に支持されており、
トーセンスターダムなど遠征を予定している日本勢にとっても
脅威の存在となることは必至です。
シンコウキング産駒、豪G3制覇
27日、コーフィールド競馬場で行われた
芝1400mの4歳以上牝馬限定戦・マンネリズムS (G3) において、
*シンコウキング産駒で単勝1番人気の牝馬、
Azkadellia アズカデリア(D.オリヴァー騎乗)が優勝。
これで通算成績を11戦5勝とし、
グループ競走初制覇を飾りました。
なお同馬は、日本勢も遠征を予定している
クイーンエリザベスS・ドンカスターマイルなどにも
予備登録を済ませています。
(ただし、マイル以上の実戦経験がないため
2000mの前者を使う可能性は高くなさそうです)
Flintshire、シーマクラシック回避
ドゥラメンテも遠征を予定している、
3月26日開催予定のドバイシーマクラシック (GI) 。
有力馬の一頭として動向が注目されていた、
フランスのGI・3勝馬 Flintshire フリントシャー陣営は
同レースを回避することがParis Turfで報じられました。
フランスからは香港ヴァーズ3着馬 Dariyan、
サンタラリ賞勝ち馬 Queen's Jewel、
10歳を迎えたGI・7勝馬 Cirrus Des Aigles、
そしてマッキノンS勝ち馬 Gailo Chop の4頭が
ドバイ遠征を予定しているとのこと。
うち何頭かは3月3日にシャンティイで行われるレースを使う模様。
また、ネオブラックダイヤが遠征を予定している
芝3200mのドバイゴールドカップ (GII) に、
Flintshireと同じA.ファーブル厩舎所属でGII勝ち馬の
Manatee が遠征予定であることも併せて報じられています。