LYJ名古屋ステージ、別府騎手が優勝
4日に名古屋競馬場で行われた女性騎手と若手騎手のチーム対抗戦、
「レディス&ヤングジョッキーズ」。
今年は佐賀の「なでしこチャレンジカップ」と合併する形で
前後半2ステージ・全4レース体制での開催となりました。
第1戦はハナを取り切った岩手の鈴木麻優騎手が逃げ切り勝ち。
第2戦も最内枠から先手を取った高知の別府真衣騎手が同じく逃げ切り。
結果、名古屋ステージ個人優勝は
23ポイントを挙げた別府真衣騎手(高知)となりました。
同じく23ポイントで並んだ中島龍也騎手(金沢)は
最終戦での着順上位者を優先する規定により2位。
3位には鈴木麻優騎手(岩手)が入っています。
なおチーム戦はレディスジョッキーズが
10ポイントのリードで前半戦を終えました。
後半の佐賀ステージは3月12日(土)に行われます。
ペールギュント産駒、ドバイターフへ
リアルスティールがムーア騎手を鞍上に配し、
欧州No.1マイラー Solow に挑むドバイターフ (G1) 。
このレースに、日本の競馬ファンとしても注目の一頭、
Flamboyant フランボヤント(セン5歳、米国・P.ギャラハー厩舎)も
参戦予定であることがDaily Racing Formで取り上げられています。
かつてJRAで重賞2勝を挙げたペールギュントの産駒として
フランスで誕生したFlamboyantは、3歳時に現在の厩舎へと移籍。
昨年夏までの成績は芳しくないものでしたが、
今年初戦のサンガブリエルS (G2) で
実力馬 Obviously、Bal A Bali らを差し切り突如として激走。
続く前走サンマルコスS (G2) でも勝利を収め、
5歳にしてグレード競走2連勝を飾ってのドバイ参戦となります。
なお、父ペールギュントは
引き続きフランスのエ・ヌーヴ牧場 (Haras De La Haie Neuve) で
種牡馬として繋用中の模様(種付料は2000ユーロ)。
サンガブリエルS レース映像(1番の馬)
UAEオークス3頭立て、日本調教馬の娘も
メイダン競馬場で3月3日(木)に行われる、
全7競走の枠順がEmirates Racing Authorityより発表されました。
中でも目を引くのは、3歳牝馬限定戦・UAEオークス(G3)。
3戦無敗、UAEダービーでもブックメイカー前売り1番人気に推されている
Polar River (UAE・D.ワトソン厩舎)の前に回避馬が続出。
出馬表に名を連ねたのは僅か3頭のみという事態になっています。
残る2頭の一方は前走アルゼンチンのホルヘ・デ・アトゥーチャ大賞 (G1) を制し
モハメド・ビン・ハリファ殿下のもとにトレード、
マイク・デ・コック厩舎に移籍した3戦2勝の Vale Dori (バレドリ)。
そしてもう一頭は、JRAで3勝を挙げて引退後スウェーデンに渡った
*エイシンダンカークの産駒、Dolly Dagger。
こちらは今季メイダンで2戦続けて Polar River に大差を付けられ、
前走UAE1000ギニーもシンガリの5着に敗れていますが、
今回仮に3着でも250万USドル(約280万円前後)が賞金として入るようです。
黒船賞と「戦国BASARA」がコラボ
3月15日(火)に開催される第18回黒船賞 (JpnIII) に、
今年はカプコンの有名戦国アクションゲーム『戦国BASARA』との
コラボレーションが決定したことが高知競馬より発表されました。
大井では「ウイニングポスト賞」(コーエーテクモゲームス)、
「STAR HORSE賞」(セガ)などゲーム関連の企画がしばしば行われますし、
ばんえい競馬においても過去、
「ばんえいアイドルマスター記念」(バンダイナムコホールディングス)との
大々的なコラボイベントが行われたのは記憶に新しいところ。
高知でこういった企画が組まれるのは前例にないだけに、
普段以上の盛り上がりに期待したいところです。