KYダービー3勝、ボレル騎手が引退
*ストリートセンスなどでのケンタッキーダービー3勝や、
年度代表馬 Racheal Alexandra の主戦で知られる殿堂入りジョッキー、
カルヴィン・ボレル騎手(49)が自らのエージェントに
現役引退の旨を伝えたことが30日、明らかとなりました。
現在米南部・オークローンパークに拠点を置くボレル騎手は、
1983年のデビュー以来5100勝を超える勝ち鞍を挙げていますが、
ここ数年は年間300~400鞍と、全盛期の4分の1程度まで騎乗数を減らしていました。
日本には2009年のWSJSで1度だけ来日。
オセアニアボスでJRA初騎乗初勝利を挙げています。
的場文男騎手、36年連続&最年長重賞V
30日、川崎競馬場で行われた
3歳の重賞・クラウンカップを制したのは、
的場文男騎手騎乗のガーニーフラップ(牡3、稲益貴弘厩舎)。
当初騎乗予定の中野省吾騎手が騎乗停止のため、
急遽乗り替わった中での勝利でした。
この勝利で、管理する稲益調教師は
2014年の開業以来初めての重賞制覇。
鞍上の的場文男騎手も1981年から36年連続での重賞制覇を飾ると同時に、
自らの保有する国内最年長重賞制覇記録を
「59歳6ヶ月23日」に更新しています。
金沢リーディング騎手、1年ぶり復帰
明日3月20日から新シーズンが開幕する金沢競馬。
ちょうど1年前の開幕当日に落馬事故で大怪我を負い、
長い療養生活を続けていた吉田晃浩騎手(34)が、
丸1年のブランクを経ていよいよ復帰します。
上山(2003年に廃止)・浦和と渡り歩き、
負傷前の2013、2014年には2年連続で
金沢のリーディングジョッキーに登り詰めた苦労人。
復帰初日はまず3鞍(第8,9,10R)の騎乗予定です。
大阪杯、来春にもGI昇格か
春の古馬GI路線で相次いでいる有力馬の海外流出を受け、
JRAが来春から大阪杯のGI昇格を検討していることが、
18日、スポーツ新聞各紙によって報じられました。
[参考] 近年の主な古馬GII競走におけるレースレート
2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | |
---|---|---|---|---|---|---|
京都記念 | 114.50 | 114.50 | 113.75 | 110.75 | 114.25 | 110.00 |
中山記念 | 114.00 | 109.00 | 112.00 | 113.50 | 111.75 | 115.00 |
阪神大賞典 | 109.50 | 116.00 | 111.00 | 112.25 | 113.25 | |
日経賞 | 116.25 | 104.75 | 112.25 | 111.25 | 112.75 | |
大阪杯 | 114.00 | 113.50 | 116.25 | 114.50 | 113.50 | |
札幌記念 | 110.25 | 110.50 | 102.75 | 112.75 | 111.00 | |
毎日王冠 | 112.75 | 110.75 | 114.00 | 111.25 | 113.50 | |
京都大賞典 | 113.50 | 111.25 | 110.25 | 111.25 | 115.25 |
※ R.R.(レースレート) : 1-4着までの平均レート
国際GI競走の格付けに相応しいとされる目安は
年末時点での1-4着馬の平均(パフォーマンスレート)が
115以上(GIIで110、GIIIで105)。