今年1月のアジア競馬会議において、
4歳限定戦などを除いたグループレースのほぼ全てを
来シーズンから国際競走として開放することを発表した香港ジョッキークラブ。

これにより、先日のドバイワールドカップ開催時に行われた諸会議で、
国際セリ名簿基準委員会 (ICSC) の定める「ブルーブック」に
香港の全国際競走をパート1として記載する勧告が決定。
確定すればUAE、日本に続いてアジア3地域目のパート1昇格となり、
名実ともに世界のトップクラスの一員として新たな一歩を刻むこととなります。

香港では直接的に馬産が行われてはいませんが、
オーストラリア この面にも好影響を与えることは確実と言えるでしょう。

また、これに合わせて韓国のパート2昇格勧告も行われる模様。
こちらは今年9月に新たな国際招待競走である、「コリアカップ」（ダ1800m）と
「コリアスプリント」（ダ1200m）が行われることが既に報道されています。
（この2競走は将来的に国際G2～G3の格付け取得を目指すとのこと）

（補注）「パート1、パート2」とは？

パート1 : 全ての国際競走に国際グレード（グループ）格付けを適用

パート2 : ISCSから認定された一部の国際競走に、国際格付けを適用